大学受験失敗、就職活動について

Fラン大学→就活→銀行員→ニート→公務員→FIREした夫の体験談

大学入学まで

自己紹介からしたように私は本当に普通の大学を出て、普通の会社に入社しているので、身分相応な人生を送っていると思います。

皆様に人生をアドバイスできるとしたら、どちらかというと夫の方がいいのかなと思いますので、インタビューしながらまずは夫について書いていこうと思います。

夫はまず高校は県内でも偏差値65くらいのまあまあな高校に合格しました。ご両親がそこまで勉強勉強と言わなかったのが、逆にがんばれたといっていますね。

高校生活も人生で一番楽しかったと言っています。人生に3回のモテ期も来たようで、いわゆるリア充みたいだったようです。

もともと理科(生物学)と数学が好きで、理系になり、親から「やっぱり資格持ちはいいよ。」とのアドバイスをもらったことから将来薬剤師になる夢を持っていたそうですが、大学選びの時に「理系の大学は女子がいない!!」というしょうもない理由で高校3年の時に文転したみたいです。

でもまあ部活動もやりながら、現役でいわゆるMARCH(今はMARCHGっていうのかな?)の文系大学に合格。

ここまではよかったのですが、プライドの高い夫は、「対して勉強もしていないのにMARCH受かるのなら、浪人すれば早慶いけるんじゃね?」と調子に乗ったみたいで、合格した大学を蹴り、浪人。

親にも迷惑をかけたくない。とのことで、宅浪になったそうです。それってフリーターじゃないの?

周りが大学生になり、楽しんでいるのが羨ましくなったのか、自身もバイトを始めたそうです。

それが、人生の分岐点とも知らずに…。

浪人の結果、みごとに滑り止めにも落ちる

タイトル通りです。バイトが楽しくなってしまいました。

毎日バイトして、そのお金は貯蓄せずに大学生になった友達と遊ぶ日々。

いざ受験の時は、現役の時よりも勉強していないと自負があったそうです。

結果、現役の時に合格した大学は不合格。滑り止めで受験したワンランク下の大学も不合格。

さすがに二浪はやばいと思ったのか、3月入試で地元のいわゆるFラン大学を受験し、藁にもすがる思いで合格。その大学に行くことになりました。プライドの高い夫は友人に行く大学を言いたくなくて会うこともなくったと言っていました。

まず、このブログを読んだ人、本当に大学は現役で行ったほうがいいですよ。とのことでした。

大学に入学

地元のFラン大学に入学した夫は、大学に入学し、クラス分けのテストを受けたそうです。

結果は、学科内で1位。泣いたそうです。人生で一番泣いたし、心も折れたとのことでした。

泣いた理由は、聞いたらしょうもないんですが、偏差値上の下くらいの高校で、高校の同級生は大体MARCHに行っているのに自分はFラン。(Fランで失礼な言い方かもしれませんが、すみません。)

勉強もしていないのに学科内1位。大した大学でもないのに親は喜んでくれている。

とにかく、自分が情けなくて情けなくて、ガチ泣きしたそうです。

結果、仮面浪人はできないので、大学編入をしようと決意したそうでした。部活にもサークルも入らず、とにかく日々勉強したそうです。

 

まあ、編入できなかったんですけどね笑

世間には同じような人、もっと頑張っている人がいるのでしょう。合格しなかったそうです。その時点で、「自分は人生終わった。」と思ったそうです。

新卒カードを使った就職活動について

Fラン大学に入学、他大学に編入しようとして塾にも通ったにもかかわらず、それも不合格。

半場人生を諦めながら、就活をスタートしたと言っていました。

初めて採用試験を受けた会社では「あなたの履歴書、何言ってるかわからない。」と一蹴。

そこですごいのは、今までマイナス思考で生きてきた夫が、なぜか「悔しいから、見返してやる。」と思ったそうです。

そこから、就職活動の勉強?SPIや履歴書の書き方等の参考書を読み漁り、自分なりに完璧にしたそうです。大学の就職課は全く使わなかったようです。なぜか聞くと「Fランの就職課だから、受かるくらいの会社を進められそう。大学は就職率を上げたいんだろうし。だから、信用もしていない。それに自分なりに努力して採用されたのなら、それは自分の力だし、なんか納得できそうだったから。」とのことでした。なんか性格悪いですね。

結果、ありがたいことに銀行の合格。優秀な大学でもないのになんで採用されたのかはわからないと夫は言っていました。学歴フィルターとか実はないのかもしれません。

採用された後はもちろん鼻高々な夫。Fランで銀行ですからね。しかも全国すべての人が知っているような有名銀行。人生逆転できたし、なにより、銀行だからね。土日休みだし、年収も高いからね。ハハハッって思っていたみたいです。

勉強方法について

まず夫が言っていた就職活動についての勉強方法をお伝えします。

SPIについて

民間企業ではよくある適性検査。SPIについては、夫も自信を持って対策をしていたようです。めっちゃマウントとられました。

どんな方法かというと、4冊の参考書を繰り返しボロボロになるまで、繰り返し、問題を見ただけで答えが分かってしまうレベルまで持っていくと言っていました。

実際にSPIの試験で落ちたことは1回もないとのことでした。どの参考書を使っていたかは、また後で聞いてみます。

履歴書について

夫の持論をお伝えします。これが合っているかはわかりませんが。

  • 自分の履歴書は丸暗記。かつ、自己PR等は少し盛る。ウソはつかない。
  • 結局人事のプロが履歴書を読むといっても、人間。わかりづらい文章を書いたら、読むほうも自分以外の人の履歴書を大量に読んでいるわけだから、印象にも残らないし、長文ならなおさら頭に入ってくるわけがない。
  • 結論からなんでも書く。
  • 企業理念に基づいて、どのような人物を求めているのか、想像してみる。また、その企業で働いている社員だったら、どのような人と一緒に働きたいかを考えて、一緒に働きたい人を演じる。

とのことでした。確かに、人事といえど、人間だから、集中力が続くはずがないですし、結論から書けば、とりあえずどういう人か言いたいのを分かってもらえますもんね。

企業によってだと思いますが、夫は根が真面目なので、性格が悪いので、意外にその辺を判断されたのかな、とも思いますが。

 

まとめ

というようにいわゆるFラン大学が「悪い」ということでもないようです。

結局は自身の努力次第。たしかに大学名で判断されるかもしれませんが、大学名で判断するような会社はお断り。それくらいの気持ちで考えたほうがいいです。とのことでした。

 

おわり

 

 

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